先輩社員インタビュー #01 INTERVIEW

専門分野の特化型でなく
オールラウンダー型を
目指せる
2016年4月入社
専門:水処理技術
峯岸 幸司/峯岸誠一(父)

入念なチェックを怠らないように

−現在の仕事状況を教えてください。

幸司さん(以下、幸司): 今は多摩地域にある水処理関係の業務に就いています。仕事内容は、水処理業界の工事を行う上で必要な、ポンプ・ろ過機・タンクなどの大きな機器、配管・バルブ・薬品といった品目の選定や手配をしています。他には機器図面の配管図へのはめ込み等、図面の簡単な修正も行っています。設計に行く前は現場の作業をしていました。GWなど工場が休みの時じゃないと大きなメンテナンスができないので、入社後、研修を受けてすぐに1~2週間で仙台に引っ越し、現場の実習を経て、現場監督として働いていました。その後、1年経って静岡にある設計の部署に異動し、注文や選定の作業をしていました。そして今年の4月から設計チームだけ多摩地域に移動して今に至ります。

−仕事をする上で心がけていること

幸司 : 1枚の注文書で数百万円~数千万円のお金が動いていくため、入念なチェックを怠らないようにしています。品目の選定も、きれいな水を通すためにはこのバルブとか、薬品をつかうときに使ってはいけない材質などあるので、発注にミスが出ないように心がけています。現場から急な依頼が入ることも多いので、営業所や開発センターと密に連絡を取って、在庫の確認も忘れないようにしています。

未経験の人間でも出向先で必要な技術の研修を受けさせてくれます

−テクノジャパンに入社したきっかけ

幸司 : 説明会や面接時の印象や、専門分野の特化型でなくオールラウンダー型を目指せることが理由です。テクノジャパンは自動車部品とか3DCADや開発などがメインですが、私が今勤めている水処理関係の会社など、多種多様な職種があり、未経験の人間でも出向先に必要な技術の研修を受けさせてくれます。他にも就職先は探しましたが、ここまで広い知識や技術力が得られる会社はなかったので、テクノジャパンに決めてよかったと思います。特に家族と就職の話はしませんでしたが、出向という事で、最初はあまり良い顔はされませんでした。

父、誠一さん(以下、誠一) : 最初、出向という事で不安はありましたが、今は本人がやる気になっているので応援しています。入社していきなり仙台に異動になって、正月とか盆とか夏季休暇の時に仕事をしていたので、もうすごいところだと思いましたね。工場が休みの時にしかできない仕事なのは理解していたので、まぁしょうがないなとは思っていました。今は、設計に移って、ちゃんと家にかえって来ますから、そこはよかったかなとは思います。自分で技術を身に着けて資格を取れば、どこの会社でも通用できる人間になれると思うので、このまま頑張ってほしいですね。

自分の希望を最大限かなえてくれる
良心的な会社

一つの仕事が完了した時の達成感がすごい

−テクノジャパンの良いところ

幸司 : 最初、出向なのでこちらの要望とか聞かれず、会社が指示する職場に強制的に行かされると思っていたのですが、この地域で働きたいとか、こういう職場に行きたいなど、自分の希望を聞いてくれて、最大限かなえてくれる良心的な会社だと思います。個人的にはサークル活動を推奨していることもポイントが高いです(笑)大学時代にボードゲームサークルに入ってまして、面接のときもボードゲームの話をしたら「じゃあボードゲームサークルを作ろう!」となり今、サークルの部長をしています。活動は専ら、秋葉原の研修施設A-LABOに集まってボードゲームをしています。

誠一 : テクノジャパンは技術を覚えられる会社なので、そこは良かったと思います。一度勤めた会社なので、長く勤めてもらえればと思います。今までの話を聞くと悪い会社じゃないので、頑張ってねと応援してます。

−仕事のやりがい

幸司 : 残業があることもありますが、年単位の仕事なので、一つの仕事が完了した時の達成感がすごいです。とてもやりがいを感じられます。

誠一 : 今はデスクワークが多いから、頭を使わなきゃいけない分、現場で管理するよりもっと精度が求められると思いますが、仕事のやりがいを感じているようです。

常に目標を持ち続け、それに向かって努力してゆけば技術力は身に付きます

−今後のキャリアプラン

幸司 : 近いところで、20代のうちに機械CADの2級資格を取りたいなと思っています。現場に行ってないと難しいですが、施工管理技士も取りたいのです。30代以降は図面を描く、職人になっていきたいですね。まだ技術面など発展途上中なので、ゆくゆくは後輩に技術を教えられるようになりたいと思います。

誠一 : 現場に行ってなくても自分で勉強すれば資格は取れるので、そこは頑張って欲しいです。途中入社で人間を取るときに経歴と資格は重要ですから、自分のためになるので、いろいろな技術も今の会社で覚えていって欲しいです。

文:村上亜樹(カンデンチ) 写真:フランコ・タデオ・イナダ

1日の流れ

8:20
出社(自転車通勤禁止なので、電車とバス)
8:45
始業(PC起動、メール確認)
8:50
今日一日と、今週一週間の仕事の確認。
機器の購入の順番、手配の割り振りの打ち合わせ。
9:00
機器の購入の説明など、後輩指導も同時進行
12:00
昼食(社内にある食堂で)
13:00
業務再開
13:15
現場からの依頼対応(急遽必要になったバルブの在庫確認)
13:30
開発センターに試験用の余剰バルブがあることを確認し、現場へ発送する
14:00
営業所からのキャンセルなど、電話やメールでの対応に追われる
17:15
終業だが、忙しい時期なので残業
19:00
当日の作業の確認と、翌日の作業の確認メモを作成し、残業終了

技術者を目指す学生さんへ、峯岸さんからのメッセージ

技術者の仕事は年単位のものが多いです。一つの仕事の中で様々なことを学べます。常に目標を持ち続け、それに向かって努力してゆけば技術力は身に付きます。逆に言えば、目標がないまま仕事をしていると身につくものも身に付きません。1人前の技術者と言われる様努力してください。結果はちゃんとついてきます。

他己紹介

期待の若手です。テクノジャパンではサークル活動を斡旋しており、自らサークルを立ち上げることもできますが、なかなか行動に移す人はいません。そんな中、入社してすぐにボードゲームサークルを立ち上げてくれました。ボードゲームは老若男女問わずできるため、参加者も多く人気のサークルです。また、そんなサークルをしっかりまとめてくれています。
お仕事は最初はつまずくこともありましたが、めげずに食らいついていって努力した結果、3年目になった今は当初の事がウソのように、立派な社会人となりました。今後は後輩の面倒をみたり、頼りにされるエンジニアに成長してくれることを期待しています。


営業担当:濵村 私は新入社員から7年間営業をしております。新規開拓や客先に営業活動もしますが、1番大切なことは担当社員のフォローだと思っております。社員の方々が少しでもいい環境で働けるよう日々心掛けています。採用のお仕事をすることもあり、就職フェアや説明会に参加したり、面接をすることもあります。元々は情報系の大学出身ですので、今後はIT系の分野を開拓していければと思います。物事をポジティブに考えるのが得意なので、落ち込んでも比較的早く立ち直ります。